オクトパスエナジーは自分に合うのだろうか? 電気代は下がるのか?
そう疑問に思いながら、あなたは口コミや利用者の声を探していませんか。
調査が不十分なまま契約して「思ったほど安くならなかった」「料金表示がわかりにくかった」など、後悔する展開は絶対に避けたいですよね。
意外かもしれませんが、オクトパスエナジーには「安くなった」という口コミがある一方で、「条件次第では高く感じた」という声もあります。
さらに、燃料費調整額がかからないプランやサポート対応の早さを評価する口コミ、使うほど得なイベントがあるなど、単なる「安さ」以外の魅力も。
本記事はオクトパスエナジーへの乗り換えを検討しているあなたのために、現役ユーザーである私の実感や我が家の実際の電気代を紹介しながら解説。
読み終えるころには、表面的な解説記事では得られない生の情報をもとに、オクトパスエナジーが自分に合うかどうか判断することができるでしょう。
なお、オクトパスエナジーの会社自体や営業の怪しさについては オクトパスエナジーが怪しいと感じるのは誤解? にて解説しています。こちらを参照ください。
それでは最後までご一読ください。
オクトパスエナジーの料金に関する口コミ

オクトパスエナジーのことが気になる人にとって、やはり料金に関する口コミは大きな関心事ですね。
現役の利用者に尋ねたアンケートの「オクトパスエナジーを選んだ理由」でも「電気代が安くなりそう」が最も多い回答でした。

とはいえ、本当に安くなるのかは、人によって条件が違い判断しづらいところだと思います。
SNSの口コミをいろいろ見ても、安くなった人もいればそこまで変わらなかった人もいる。結局“自分と近い条件の人はどうなのか”というリアルな体験談を探してしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで本セクションでは、実際の利用者の口コミに加えて、関東在住・夫婦ふたり暮らしの我が家の例を紹介。オクトパスエナジーで1年間に支払った電気代と、東京電力にしていた場合の電気代を“月ごとの実データで”比較します。
同じような生活スタイルの人には、きっと参考にしていただけるはずです。
では、まずは利用者が実際にどんな声を寄せているのか、料金に関するX投稿の口コミから見ていきましょう。
オクトパスエナジーの電気代に関する口コミ
電気代については、もちろん安くなったという口コミの投稿がある一方で、安くなかったという投稿もあります。
安くなったという投稿
16,516円/月→14,701円/月(-1,815円)
1kWhあたりの電力量料金単価が約10円安くなった
高くなったという投稿
我が家の場合は、あまり変わらない
ちなみに我が家の場合、電気代は東京電力とほとんど変わらないという結果です。
直近1年間(2024年12月から2025年11月)の各月における我が家の実際の電気使用量、オクトパスエナジー(グリーンオクトパス)と東京電力(従量電灯B)での電気代(契約容量30A)を示すと下図のようになりました。1年間の電気代の合計は、オクトパスエナジー139,785円、東京電力139,899円。
*電気代は、燃料調整費額や再エネ賦課金、消費税を含む

| 電気使用量 | オクトパスエナジー 電気代 | 東京電力 電気代 | |
|---|---|---|---|
| 1年間の合計 | 4,222 kWh | 139,785円 | 139,899円 |
| 月平均 | 351.8kWh | 11,649円 | 11,658円 |
具体的な我が家の電気の使用状況は下記の通りです。
年間を通して洗濯物の乾燥に除湿器を使用。調べたところ、除湿器だけで約70kWh/月の電気を使っています。そのため平均的な夫婦ふたり暮らしに比べて電気の使用量は多いかもしれません。
電気の使用状況
- グリーンオクトパスを契約
- 夫婦ふたり暮らし
- 集合住宅 3LDK
- 夫:出社勤務(在宅勤務なし)、週休2日
妻:平日の週2~3日にパート仕事 - 冷暖房にエアコン使用(リビング、寝室、書斎に各1台)
特に夏の寝室は一晩中、冷房で使用 - 洗濯機に乾燥機能なし
ただし、部屋干しが多く、年間通して除湿器を使用
| 年月 | オクトパスエナジー 燃料費調整単価 (円/kWh) | 東京電力 燃料費調整単価 (円/kWh) | 再エネ賦課金 (円/kWh) |
|---|---|---|---|
| 2024/11 | 4.48 | -6.33 | 3.49 |
| 2024/12 | 4.06 | -6.51 | 3.49 |
| 2025/1 | 1.47 | -9.00 | 3.49 |
| 2025/2 | 1.63 | -8.83 | 3.49 |
| 2025/3 | 3.20 | -7.38 | 3.49 |
| 2025/4 | 4.45 | -6.19 | 3.98 |
| 2025/5 | 4.34 | -6.39 | 3.98 |
| 2025/6 | 3.76 | -6.88 | 3.98 |
| 2025/7 | 1.25 | -9.25 | 3.98 |
| 2025/8 | 0.45 | -9.90 | 3.98 |
| 2025/9 | 0.55 | -9.65 | 3.98 |
| 2025/10 | 2.48 | -7.65 | 3.98 |
国からの補助金が出ている月は、補助金を含んだ単価を示しています。
以上のように、我が家の場合は東京電力からオクトパスエナジーに乗り換えても電気代はほとんど変わっていないという結果。ただし、各種キャンペーンやお友達紹介割を時々もらえているので、それらを含めると実際は東京電力より少し安くなっていると思います。
なにより環境に優しい電気を使えているので、乗り換えによってそれほど安くなっていなくても満足です。
シミュレーションのすすめ
電気代は、住んでいる地域や家族の人数、昼間の家に人がいるかどうか、冷暖房に電気を使うかどうかなどの電気の使い方に大きく左右されます。あと、どのプランを選ぶかによっても。
したがって、あなたがひと月に何kWhくらい使うのか、実際のデータをもとにシミュレーションすることをおすすめします。
シミュレーションは以下のリンク先にて実施可能。気に入ればそのまま8,000円割引で申し込むこともできます。
ちなみに、関東地方にお住まいの人向けに以下のリンク先の記事にて、燃料費調整額なども含めたコミコミの料金を東京電力と比較しています。気になる人はご参照ください。
燃料費調整額に関する口コミ
燃料費調整額についてはネガティブな口コミが目立ちますね。
燃料費調整単価に上限がないためからでしょう。
燃料費調整額についてのネガティブな口コミ
ただし、オクトパスエナジーには燃料費調整額がかからないプラン(シンプルオクトパス)もありますよ。
燃料費調整額を理由に筆者は解約したことがある
オクトパスエナジーの現役利用者である私は、実は以前に一度解約したことがあります。
私が解約した当時はエネルギー価格の国際的な高騰が背景にあり、オクトパスエナジーの燃料費調整単価が東京電力エリアにて8.07円/kWh(2022年10月検針分)と非常に高くなっていたからです。
燃料費調整単価の最近の推移
しかし、燃料費調整単価の直近1年は安定的に推移。

私が解約したときの8.07円/kWh(2022年10月検針分:東京電力エリア)に比べると、とても安い。
2024年4月に私が再びオクトパスエナジーに戻ってきた理由のひとつは、燃料費調整単価が5.20円/kWh(当時2024年4月検針分)と安く安定してきたことです。
燃料費調整単価の定期チェックのすすめ
燃料費調整単価は毎月改定され、オクトパスエナジーでは月初にお知らせページにて公表されます。
ですので、変動が気になる人は定期的にチェックすることをおすすめします。
自分で毎月チェックするのは難しいという人は、ぜひ私のXアカウントをフォローしてください。
改定された単価を、毎月の初め頃にXにてポストしています。
燃料費調整額の高騰を避ける方法
もし燃料費調整額が高くなっても、他の電力会社に乗り換えて高騰を避けることができます。
オクトパスエナジーでは契約期間の縛りがなく解約金もゼロなので。
また、オクトパスエナジーには燃料費調整額がかからないプラン(シンプルオクトパス)もあります。シンプルオクトパスも選択肢に入れてもいいのではないでしょうか?
オクトパスエナジーのメリットに関する口コミ

オクトパスエナジーの一番のメリットは、やはり日々の電気の利用で環境問題に貢献できること。「再生可能エネルギー実質100%」の電気だから。
あとは、私が個人的にメリットと感じるものとして、印象良いカスタマーサポートや手続きのスムーズさなどが挙げられます。
ここでは、以下のようなオクトパスエナジーのメリットを、現役利用者である私からの口コミとして解説。
- 再生可能エネルギー実質100%の電気
- 迅速、丁寧なカスタマーサポート
- スムーズな手続き
- 見やすいマイページやスマホアプリ
- 取り組みの先進性
メリットに関する口コミ①再エネ実質100%の電気
オクトパスエナジーの魅力は、電気を使うだけで環境貢献できることです。私はそう感じています。
供給する電気について「再生可能エネルギー実質100%」を実現しているから。
特に、次のような人は大きなメリットを感じるのではないでしょうか。
- 地球温暖化や気候変動に関心があり、何か行動したいと考えている人
- SDGsを意識した持続可能なライフスタイルを心がけたい人
- 将来世代のために、より良い環境を残したいと考えている人
私も、少し”大人な選択”をしている気分で毎日を過ごせています。
このように、環境への関心が高い人にとって「再生可能エネルギー実質100%」は電力会社を選ぶ上で非常に重要なポイントとなるでしょう。
メリットに関する口コミ②感動のカスタマーサポート
カスタマーサポートもオクトパスエナジーのメリットのひとつです。
質問へのレスポンスが早いためストレスを感じません。要望へ真摯に応えてくれて感動すら覚えることもあります。
質問へのレスポンスが早い:私の体験談①
オクトパスエナジーのカスタマーサポートは回答が早い!というのが私の印象です。
例えば、ある日の夕方、私は「グリーンオクトパスからシンプルオクトパスへ変更可能か」といった質問をメール送信しました。
すると、翌日お昼ごろには次のような回答をいただけるという早さ。

ちなみに、私はこれまでにサポートへ8回問い合わせたことがあります。
下表のように、その8回のうち5回は翌日までに回答を得られています。
| 所要日数 | 回数 |
|---|---|
| 0日 | 1 |
| 1日 | 4 |
| 2日 | 3 |
このようにオクトパスエナジーのカスタマーサポートは回答がとても早いです。
要望へ真摯に応えてくれる:私の体験談②
また、オクトパスエナジーのサポートの回答は早いだけでなく丁寧。
別のときにマイページの表示について要望を私が伝えたところ、単に「対応不可」と断るのではなく、以下の回答メールのように現状説明と共に代替案を提示し将来的な改善の可能性まで示してくれました。
しかも! 「将来的な改善」と触れられていた「時刻や日、月ごとの使用量を表形式でも表示可能」が、今では実現されています!
すごくないですか? 確たる約束ではなかったのに、ちゃんと実現してもらえるなんて!

このように丁寧に回答してもらい、要望を実現してもらった経験はとても深い信頼感に繋がっています。
アンケートでもサポートへの満足度が高い
カスタマーサポートに対する満足度が高いのは私だけではありません。
私が実施した現役利用者30名へのアンケートで、カスタマーサポートの利用経験があるのは8名。その8名のうち全員がサポートに好印象を持っていました。
具体例を挙げると「回答が早くて助かった」「丁寧な言葉遣いで安心できた」といった口コミが寄せられました。
また、電話の問い合わせでも、そのサポートの印象は変わらないようです。
電話で問い合わせました。とても丁寧な対応で好印象でした。
(東京電力エリア、ふたり暮らし、30代、オール電化オクトパス)
メリットに関する口コミ③スムーズな手続き
契約の申し込みからオクトパスエナジーに電気が切り替わるまでの手続きについても、スムーズだったという口コミが多いですね。
手続きに関する利用者の口コミ
下記は現役利用者から私が直接得た口コミ。
申し込みから15日程度で切り替え完了。当初の予定通りでスムーズだった。
(中国電力エリア、4人以上、40歳代、グリーンオクトパス)
申し込みから3週間ほどで切り替わりました。特に問題はなく、メールでの案内も丁寧でスムーズだったと思います。
(東京電力エリア、ふたり暮らし、30歳代、グリーンオクトパス)
申し込み後2週間ほどで切り替わり、問題は発生していません。
(関西電力エリア、ふたり暮らし、40歳代、グリーンオクトパス)
切り替えに要する期間
切り替えに要する期間は、公式には「お申し込み後、切り替え手続き完了後の最初の電気の検針日から切り替わります。お手続きには通常1~2か月程度かかりますが、~」となっています。
しかし、私が現役利用者30名にアンケートした結果では、申し込みから電気が切り替わるまでの期間は、約7割の方が2週間以内に、97%近くの方が1か月以内でした。

私の場合も切り替わりに要したのは2週間程度。
手続きは、ほとんどの場合、何のトラブルもなく進みそうですね。
メリットに関する口コミ④マイページやアプリ
電気の使用状況を確認できるマイページやスマートフォンアプリは「見やすい」と好評です。
特に、見た目にわかりやすいデザインと、データ更新の早さが特徴。
マイページに関する口コミは、8割の人が「見やすい」
私が現役利用者30名にアンケートした結果では、8割の人が「見やすい」と回答。

使用量のグラフ表示が直感的でわかりやすいと私も感じます。
ただし、後で紹介しますが、請求金額の表示に少しだけ難あり。
スマホアプリのリリースから半年後の利用率は6割
同じくアンケートの結果では、オクトパスエナジーのスマートフォンアプリを利用している人は全体の約6割に留まっていました(2025年5月時点)。
アンケートの実施がアプリのリリース(2024年11月)から半年後でしたので、今はもっと利用率が上がっているかもしれません。
しかし、当時から寄せられる口コミは「いつでも手軽に電力使用量を確認できて便利」「グラフが見やすいので、自然と節電を意識するようになった」といったポジティブなもの。
外出先でも「今日の午前中の使用量はどれくらいだったかな」とか「今月の使用量は今のところこれくらいか」と確認できて節電意識が高まりますよ。
メリットに関する口コミ⑤先進的な取り組み
オクトパスエナジーは先進的な取り組みをしているとの口コミもあります。
API仕様の公開
先進的な取り組みとして評価されているのは、電力使用量データを取得できるAPI(GraphQL)の公開。日本の電力会社で公開している事業者は珍しいようです。
技術に詳しい人は独自の電力管理ツールを作成可能。
実際に、毎朝電気代が届くLINE Bot を自作している人もいますね。
プログラミングの素養があれば、私も何かアプリを作ってみたいと思いました。
エネチェンジ「マイエナジー」への早期対応
家庭の電力データを活用して省エネアドバイスなどを受けられるサービス「マイエナジー」にも早い段階から対応しています。
私はこのマイエナジーに登録しており、電気代が一定金額を超えたり、契約の電気料金プランが改定(値上げなど)されたりすると、通知メールが届くように設定しています。
このようなオクトパスエナジーの新しい試みは、利用者にとってより便利で快適な生活の実現に繋がる可能性を秘めていますね。
オクトパスエナジーのデメリットに関する口コミ

多くの面でメリットを感じるオクトパスエナジーですが、一部ではデメリットに感じる点もあります。
ここではデメリットに関する口コミを、私の体験も交えて紹介します。
デメリットに関する口コミ①請求金額表示
多くの利用者から「見やすい」と評価されているマイページですが、請求金額の表示について一部の人からは「少し直感的でない」「分かりにくい」との口コミが寄せられています。
実は、私もそう感じます。
ただし、致命的な問題にはならないので心配ありません。以下で解説します。
わかりにくく感じるポイント
請求金額表示で私や一部の人がわかりにくいと感じる点は、請求金額(電気代)がマイナス(負)の値で、割引特典などがプラス(正)の値になっていること(下図参照)。

慣れれば問題ないかもしれませんが、初めて利用する人などは少し気になるのではないかなと思ってしまいます。
PDF表示は問題なし
もちろん請求金額に誤りはありません。
なおかつ、PDFではわかりやすく表記されているので大きな問題はなし。

具体的には、一番上にある「請求予定金額」が最終的に請求されている額ですね。ここを確認すれば大丈夫です。
デメリットに関する口コミ②お得制度の活用
別のデメリットとしては、加入者が参加できる「お得な制度」が意外と活用しにくい可能性があること。
なぜならば、私の実施した独自アンケートの結果で、これらの活用があまり進んでいない現状が見られたからです。
具体的には、「お友達紹介割」や「節電チャレンジ」などのデマンドレスポンスのイベント。
それぞれ、ちょっとした気の持ちようで気楽に活用できると私は思うのですが・・・
それぞれ解説します。
お友達紹介割
お友達紹介割とは
「お友達紹介割」とは、加入者ごとに発行される専用の「紹介URL」(マイページで確認可能)を、紹介したい人に教えて、そのURL経由でオクトパスエナジーに申し込んでもらうもの。
その契約が成立すると、紹介された人と紹介者(つまり、あなた)の双方に8,000円のキャッシュバック特典が付く制度です。
お友達紹介割の活用状況
実は、私のアンケート結果では「お友達紹介割」の活用経験がある人は1割未満でした。つまり、約9割の人が「活用していない」との回答。

お友達紹介割が活用されない理由
活用していない人には、次に示すアンケートでのコメントのように「(手続きが)面倒だから」や「(友人に)気を遣う」といった心情があるようです。
面倒に感じたので活用しておりません。
(関西電力エリア、ふたり暮らし、40代、グリーンオクトパス)
使っていません、気を遣います。
(中部電力エリア、4人家族以上、40代、シンプルオクトパス)
この「気を遣う」というのは、おそらく「紹介した手前、何かあった時には・・・」という責任感を持ってしまうのでしょう。身近な知り合いに紹介すると、そのような気持ちが強く働くのかもしれません。
お友達紹介割の活用のすすめ
しかし、「お友達」といってもX(旧Twitter)やInstagramの投稿でフォロワーに紹介してもOK。これならそこまで強く責任を感じずに済むかも。
ちなみに、私は本サイトのいくつかのブログ記事で紹介しています。
「お友達紹介割」を活用すると、オクトパスエナジーをとてもお得に利用可能。
あなたも利用者になったら、どしどし活用していきましょう。
もし私の紹介で加入してもいいよという人は、下記リンク先にアクセスしてください。その先から申し込みできます。
節電チャレンジなどのデマンドレスポンスのイベント
節電チャレンジ/デマンドレスポンスとは
オクトパスエナジーでは、時々、加入者向けに「節電チャレンジ」などのデマンドレスポンスのイベントが開催されます。
まず、デマンドレスポンスとは、国内の電力供給量が足りなくなりそうなときに、家庭や企業が電気の使用量を一時的に減らしたり使用時間をずらしたりして、電力の需給バランスを保つ仕組みのことです。
オクトパスエナジーでは、そのデマンドレスポンスを夏冬の電力需要が高まる時季に、「節電チャレンジ」などと銘打って加入者に対し実施しています。具体的には、特に電力需要が高まる指定された時間帯の節電に協力すると、キャッシュバックを得られるというもの。
節電チャレンジ/デマンドレスポンスの参加状況
しかし、私の現役利用者へのアンケート結果では、「節電チャレンジ」(デマンドレスポンス)への参加経験がある人は約3割。7割近くの人が「参加していない」という結果でした。
参加方法は、マイページから意思表示するだけの簡単なものなのに。

なぜ参加率が低いのかは不明です。
変化する節電チャレンジ/デマンドレスポンスのイベント
ただし、今後、節電チャレンジなどのデマンドレスポンスのイベントは、もっと参加しやすい内容に変わっていく可能性があります。
実は、既に2025年の夏に行われた「夏のハッピーアワー」では、求められる行動が変わりました。これまでの節電という後ろ向きの行動ではなく、そこで求められたのは夏場の日中の余りがちな電気を積極的に使うというもの。
そのこともあってか、過去の節電チャレンジの3倍弱(2.6~2.8倍)となる約11万人が参加しました(下表参照)。
| 年度・季節 | 名称 | 実施期間 | 参加者数 |
|---|---|---|---|
| 2022年冬 | 冬の節電チャレンジ | 2022年12月~2023年3月 | 38,680人 |
| 2023年夏 | 夏の節電チャレンジ | 2023年7月~8月 | 42,457人 |
| 2025年夏 | 夏のハッピーアワー | 2025年7月~8月 | 約11,000人 |
このように、オクトパスエナジーが実施する節電チャレンジなどのデマンドレスポンスのイベントは、より参加しやすい内容へと改善されている可能性が高いです。
現在の加入者や、これから加入予定の人は楽しみですね。
オクトパスエナジーの口コミ|料金やメリット・デメリットに関してのまとめ
オクトパスエナジーは、電力会社の乗り換えを検討している人にとって「料金」「信頼性」「サポート品質」を総合的に判断できる選択肢。
口コミや筆者自身の体験を踏まえると、電気代は確実に下がったケースもあれば、条件によっては期待ほど安くならなかった例もあります。実際の使用量をもとにシミュレーションすることが重要。
次のような点は大きなメリットです。
主なメリット
- 再生可能エネルギー実質100%の電気である
- サポートの回答が早くて丁寧
- 契約や切り替えの手続きがスムーズ
一方、次のようなデメリットはありますが大きな問題ではなく、今後の改善も期待できます。
主なデメリット
- わかりにくい請求金額表示
- 参加しづらい加入者イベント


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