オクトパスエナジーは環境にやさしいけれど、そのぶん料金が高い――そんなイメージはありませんか?
環境に貢献したい気持ちがあっても、電気料金が高すぎると難しいと感じる方もいるかもしれません。
でも実際には、東京電力と比較しても必ずしもオクトパスエナジーの料金が高いわけではなく、むしろ安くなる場合もあります。
本記事では、オクトパスエナジーと東京電力の電気料金を燃料費調整額などを含めたトータルコストで詳しく比較します。
さらに、私自身が両社を利用した経験(※オクトパスエナジーは現在利用中)を踏まえ、サービス内容やサポート体制まで多角的に検証。
料金の「数字」だけでなく、使い心地やサポートの安心感まで含めた総合比較を通じて、あなたの暮らしに本当に合う電力会社を見つける手助けになります。
本記事の内容
結論を先に言うと、燃料費調整額を含めたトータル料金で比較した場合、オクトパスエナジーは決して高くありません。むしろプランによっては、月々数百円ほど安くなるケースもあります。
電気以外の付帯サービスこそ少ないものの、キャッシュバックの機会が多く、サポート対応も良好。総合的な満足度で見ても、オクトパスエナジーは十分におすすめできる選択肢です。
それでは、データと実体験をもとに両社の違いを詳しく見ていきましょう。
オクトパスエナジーと東京電力の料金比較

繰り返しになりますが結論として、燃料費調整額も含めたトータルの料金で比較すると、オクトパスエナジーは決して高くありません。
料金グラフで比較
東京電力とオクトパスエナジーを40A、200~500kWhで比較(※)すると、グリーンオクトパス2025-05が最もお得。
※東京電力:従量電灯B、スタンダードS
※オクトパスエナジー:グリーンオクトパス(2023-12/2025-05)、シンプルオクトパス
具体的には、下図の通り(燃料費調整額や再エネ賦課金も含む)。

詳しくは、電力使用量300~500kWhにてグリーンオクトパス2025-05が、グリーンオクトパス2023-12より約400円安くなります。
 
家族構成別の料金比較
ふたり暮らしやファミリーなど家族構成別に比較しても、やはりグリーンオクトパス2025-05が最もお得(燃料費調整額や再エネ賦課金も含む)。
それ以外のオクトパスエナジーのプランでも、東京電力とそれほど変わらないか、むしろ安い方ですね。

ここで、各家族構成ごとの電力使用量は、環境省「令和4年度 家庭部門のCO2排出実態統計調査(確報値)」のデータに基づいて算出し下表の通りとしています。
| 家族構成 | ひと月の電力使用量 | 
|---|---|
| ふたり暮らし | 340kWh | 
| ファミリー (夫婦と子供1~2人) | 450kWh | 
このように、オクトパスエナジーなら再生可能エネルギー実質100%の電気を使えて、なおかつ東京電力と変わらないか、むしろ安い料金となりますね。
加えて、キャンペーンでの割引特典もあるとしたらどうでしょう? オクトパスエナジーのキャンペーンを比較 ではお得情報を解説しています。併せてご一読ください。
>>オクトパスエナジーのキャンペーン比較 を読む
なお、一人暮らしの人については、別途、 一人暮らしのオクトパスエナジー最適プランと料金 にて詳しく解説していますので、そちらを参照してください。
オクトパスエナジーと東京電力の比較:料金プランの共通点と相違点

ここではオクトパスエナジーと東京電力のプラン自体を比較し、共通点と相違点を整理して解説します。
一般的な家庭での電気使用を想定し、オクトパスエナジーではグリーンオクトパスとシンプルオクトパスを、東京電力では規制料金の従量電灯Bと自由料金のスタンダードSを対象としています。
結論から言うと、オクトパスエナジーのグリーンオクトパスは、料金体系が東京電力の従量電灯BやスタンダードSとよく似ており、東京電力の契約に慣れた人でも乗り換えやすい構成。
一方のシンプルオクトパスは、段階制ではないシンプルで独特な料金体系を採用しており、電気の使い方に柔軟性を求める人にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
グリーンオクトパスと従量電灯B/スタンダードSの比較
オクトパスエナジーと、東京電力(従量電灯B/スタンダードS)は下表のように料金プランの設計が似ています。
| グリーンオクトパス | 従量電灯B | スタンダードS | |
|---|---|---|---|
| 基本料金 | アンペア数に応じて 10A:295円 | アンペア数に応じて 10A:311.75円/月 | アンペア数に応じて 10A:311.75円/月 | 
| 電力量料金 | 3段階制 | 3段階制 | 3段階制 | 
| 再生可能エネルギー 発電促進賦課金 | あり | あり | あり | 
| 燃料費調整額 | 上限なし | 上限あり | 上限なし | 
共通点(グリーンオクトパスと従量電灯B、スタンダードS)
グリーンオクトパスや従量電灯B/スタンダードSの具体的な共通点は次のようなものです。
- 料金体系:基本料金と従量料金の2つの要素で電気料金が構成されています。基本料金は契約アンペア数に応じて設定。
- 段階的従量料金:使用量が増えるにつれて単価が上がる3段階の料金体系を採用。これには、省エネを促進し大量消費を抑制する狙いがあります。
- 追加料金:燃料費調整額と再生可能エネルギー賦課金が加算されます。
相違点(グリーンオクトパスと従量電灯B、スタンダードS)
一方、グリーンオクトパスと、従量電灯B/スタンダードSの間の異なる点は次の通りです。
- 基本料金の設定:グリーンオクトパスの基本料金は従量電灯BやスタンダードSよりも低く設定されています。例えば、10アンペアの契約では、グリーンオクトパスが月額約295円、従量電灯BとスタンダードSが311円75銭。
- 従量料金の単価:東京電力の両プラン(従量電灯BとスタンダードS)の各段階における従量料金の単価は同じ。一方、グリーンオクトパスの各段階の単価はそれらより低く設定されています。
- 燃料費調整額の扱い:グリーンオクトパスやスタンダードSでは燃料費調整額に上限がないのに対し、従量電灯Bでは上限があります。なお、燃料費調整額を算出するもとの燃料費調整単価は、各社で異なります。
- 環境配慮:グリーンオクトパスの供給する電気は再生可能エネルギー実質100%由来となっている一方、東京電力の電源構成に占める再生可能エネルギーは約3%で、大半はLNG火力や石炭火力。非化石証書を含めても約20%にとどまります(ともに下図参照)。


対照的なシンプルオクトパスの特徴
シンプルオクトパスの最大の特徴は、基本料金ゼロ・燃料費調整額ゼロ。グリーンオクトパスや東京電力の従量電灯B/スタンダードSと比較すると、その特徴がよりわかりやすいでしょう。
基本料金と電力量料金
シンプルオクトパスは他のプランと異なり基本料金が無料。また、他のプランの電力量単価が3段階に分かれるのに対して、使用量に関わらず一定の単価が適用されます。
| プラン名 | 基本料金 | 電力量料金 | 
|---|---|---|
| シンプルオクトパス | 0円 | 1段階制 | 
| グリーンオクトパス | アンペア数に応じた料金 | 3段階制 | 
| 従量電灯B | アンペア数に応じた料金 | 3段階制 | 
| スタンダードS | アンペア数に応じた料金 | 3段階制 | 
燃料費調整額と再エネ賦課金
シンプルオクトパスは燃料費調整額がないため、燃料価格の変動に影響されません。しかし、再エネ賦課金は他のプランと同様に課金されます。
| プラン名 | 燃料費調整額 | 再エネ賦課金 | 
|---|---|---|
| シンプルオクトパス | なし | あり | 
| グリーンオクトパス | あり(上限なし) | あり | 
| 従量電灯B | あり(上限あり) | あり | 
| スタンダードS | あり(上限なし) | あり | 
契約期間
いわゆる契約の縛りとは少し違いますが、シンプルオクトパスは12か月経過後にはグリーンオクトパス(具体的にはグリーンオクトパス 2023-12)へ自動的に移行されます。この点は注意してください。
| プラン名 | 契約期間 | 
|---|---|
| シンプルオクトパス | 12ヶ月後自動移行 | 
| グリーンオクトパス | 制限なし | 
| 従量電灯B | 制限なし | 
| スタンダードS | 制限なし | 
シンプルオクトパスのまとめ
シンプルオクトパスは、その名の通り非常にシンプルな料金体系を採用しており、特に以下のような世帯にとって魅力的なプランといえます。
- 電力使用量が少ない世帯
- 料金の変動を嫌う消費者
なお、他のプランとの電気代の具体的な比較は前述の オクトパスエナジーと東京電力の料金比較 にて燃料費調整額なども含めたひと月あたりの額を詳細に比較しています。
オクトパスエナジーと東京電力の比較:サービス内容

ここでは両社が加入者に提供するサービス内容、具体的には電力使用量の確認機能や加入者特典など、電力供給以外のサービスについて両社を比較します。
結果を先に述べると、オクトパスエナジーでは電気以外のサービスは提供されていませんが、加入後も友達紹介割や節電チャレンジなどによるキャッシュバックのチャンスがあり、とても魅力的。
ただし、これらのキャッシュバックを最大限に活かすには、ある程度の工夫や活動が必要な側面もあります。
それでもなお、積極的に活用できる人にとっては、大きなリターンを期待できる点が大きな魅力。
一方、東京電力の加入者が得られる割引の規模は小さく、ポイントの特典を活かすためには長期利用が必要。電気以外のサービスに「生活かけつけサービス」があるけれど、一部の料金プランでは利用できません。
下表は、各サービスの長所・短所を一覧にまとめたもの。
| オクトパスエナジー | 東京電力 | |
|---|---|---|
| 電力使用量の確認 | マイページで可能 | くらしTEPCO webで可能 | 
| 電気代割引(キャッシュバック)特典 | 友達紹介割 節電(オクトパス)チャレンジ (ただし取り組みしだい) | ポイント交換 (対象料金プランのみ) | 
| 電気以外のサービス | なし | 生活かけつけサービス (料金プランによる) | 
詳しくは以下で解説します。
電力使用量の確認機能
オクトパスエナジーの加入者にはそれぞれ専用のマイページ(ウェブアプリ)が提供され、そのページ内で電力使用量を時間別/日別/月別のグラフで見ることができます。しかも、最近、スマホ版アプリも登場。これが軽快にサクサク動きます。

東京電力の加入者にも専用の「くらしTEPCO web」という会員ページがそれぞれ提供され、月別/週別/日別のグラフで電力使用量を確認でき、両社のサービスの利便性に大きな差はありませんね。

加入者の割引特典(キャッシュバック)
加入者向けの割引特典(キャッシュバック)は、両社で内容が大きく異なります。
オクトパスエナジー加入者の割引特典①:友達紹介割
オクトパスエナジーには、加入者が積極的に参加することで、自身の電気代をお得にできるチャンスがあります。
そのひとつが友達紹介割。
この制度は、利用者が友達をひとり紹介すると双方が8,000円(以前は5,000円や1万円のときも)の電気代割引を受けられるもの。
紹介人数に上限がなく、理屈の上では頑張れば頑張るだけ大きな割引をいくらでもゲットできる、非常に大きなポテンシャルを秘めた制度です。
私が友達紹介割を活用した例
私の場合は、下図のように累計55,000円分のキャッシュバックをゲット。これは、本サイトのブログ記事を通して紹介してきた結果です。

この制度によって再生可能エネルギーの普及と環境保護に貢献しながら、お得もゲットできる…のですが、この割引をフル活用するのは少しハードルがあるかもしれません。
友達紹介割の活用頻度に関するアンケート結果
実際、私が独自に行った現役利用者へのアンケートでも、この制度を「活用している」「紹介実績がある」と回答した方は残念ながら少数派。
活用していないですね。紹介できるような人がいないので。(九州電力エリア在住、3人家族、40代)
電気の切り替えを誘うのは勇気がいるのでお友達割引を活用したことはありません。(関西電力エリア在住、4人以上の家族、40代)
SNSやブログなどで積極的に情報発信することに慣れていないと、紹介の機会を得にくかったり、紹介すること自体を億劫に感じたりするでしょう。
活用次第でお得さ倍増の友達紹介割
でも、もしあなたがSNSやブログなどの情報発信をされているなら、紹介人数に上限がないため、まさに「頑張れば頑張るだけ」大きなキャッシュバックを得られる可能性があります。
このように、何の努力もなしにとはいきませんが、頑張って紹介できればお得をゲットしながら環境貢献もできる友達紹介割は、オクトパスエナジーを選ぶ、あるいは加入し続ける理由の一つになりますね。
オクトパスエナジー加入者の割引特典②:節電(オクトパス)チャレンジ
上記にて紹介した友達紹介割に加えて、オクトパスエナジーにはもうひとつ、積極的に参加することで電気代をお得にできる可能性があるユニークな制度があります。それが「節電(オクトパス)チャレンジ」です。
節電(オクトパス)チャレンジの魅力
この節電チャレンジは、人によってはオクトパスエナジーに加入する理由の一つになりうる、加入者にとって魅力的な制度です。
このチャレンジは、電力需要が高まる特定の時間帯に電気使用量を減らすことに成功すると、電気代の割引(キャッシュバック)が得られる仕組み。
自分の「頑張り」によって、大きなキャッシュバックを得られる可能性がある点が最大の魅力ですね。
さらに、この取り組みは電力の安定供給に貢献し、再生可能エネルギーをより有効活用することにも繋がります。
つまり、これは、自分のお得と環境貢献を同時に実現できる一石二鳥の制度。
私が節電(オクトパス)チャレンジを活用した例
では、実際にどれくらいの成果が出るのでしょうか?
私自身もこのチャレンジには積極的に参加しており、例えば2023年夏にはなんと8,888円もの割引を獲得できました。
これは頑張りによって大きな成果が得られる可能性を示す一例と言えますね。
ただし、正直にお伝えすると、この時はたまたま長期の旅行期間とチャレンジが重なり、家にいる時間が少なく電力使用量が大幅に減ったことが、大きな成果に繋がりました。
必ずしも「意識的な節電の工夫」だけでこの金額になったわけではない、という正直な現実もお伝えしておきます。
節電(オクトパス)チャレンジに関するアンケート結果
実際、このチャレンジへの取り組みやすさや成果の出方は、ライフスタイルによってさまざま。
私が独自に行った現役利用者へのアンケートでも、
チャレンジの時間帯に、お風呂や洗濯を控えた。(東京電力エリア、ひとり暮らし、20代)
というように、積極的に工夫して参加されている方もいれば、
節電チャレンジをしていますが、子どもたちの使用量が多いため、獲得したことはありません。(関西電力エリア、4人以上の家族、40代)
というように、頑張っていても状況的に成果が出にくいと感じている方もいらっしゃいます。
私自身も、2024年夏は10.64kWhの節電量で213円の割引に留まりました。


このように、毎回必ず大きな成果が出るとは限りません。
さらに、残念ながら、同じアンケートにて回答者の約7割が「面倒くさくて参加していない」か「そもそも制度を知らなかった」という現状も見えてきました。
これは、制度の認知度や参加へのハードルがまだ高い可能性があることを示していますね。
これらの具体例や現実を踏まえると、節電チャレンジは必ずしも毎回大きな割引が得られるとは限りませんし、参加が必須の制度でもありません。
節電(オクトパス)チャレンジはゲーム感覚で楽しむのがベター
日々の生活の中で意識的に節電時間を設けるのが難しいと感じたり、成果が感じられなかったりする場合もあるでしょう。
しかし、「環境のために少しでも貢献したい」「ゲーム感覚で楽しみながら節電に挑戦したい」「うまくいけば電気代が安くなるかもしれない」といった価値観を持つ人にとっては、この制度は非常にユニークで魅力的。
オクトパスエナジーを選ぶ、あるいは加入し続ける理由の一つになりうるポテンシャルを秘めていると言えます。
東京電力加入者の2つの割引特典
①エコ省エネチャレンジ
一方、東京電力にも上記の「節電(オクトパス)チャレンジ」と同様な制度があります。それは「エコ省エネチャレンジ」。
この制度は、加入者を対象に特定の時間帯に節電したり電気の使用時間をずらしたりすることでDRポイントが獲得できるというものです。得られたDRポイントは、様々な他の一般的なポイントやギフト券に交換可能。
このチャレンジは、単に電気代の節約だけでなく、環境保護にも貢献できる取り組みとなっています。
②くらしTEPCOポイント
加えて、東京電力の加入者には「くらしTEPCOポイント」というポイントを獲得できる制度もあります。

くらしTEPCO webに毎月1回ログインすると50ポイント、1年間の契約継続で600ポイントが貯まり、300ポイントから様々な提携先ポイントやギフトカードに交換が可能。
例えば、PayPayマネーライトやAmazonギフトカードへの交換が可能で、実質的なキャッシュバックとして利用できます。
対象の料金プランに加入する必要がありますが、ルーティーン的な行動を通じて家計の負担を軽減できる制度ですね。ただし、付与ポイントが少額のため長期的に加入し続けないと、何かに使えるほどには貯まりませんね。
電気以外のサービス
例えば、水回りのトラブル対応などの電気以外のサービス
オクトパスエナジーに付帯サービスはない
オクトパスエナジーには電気以外のサービスはありません。ただし、後述するように、私のように、これをデメリットと感じない人もいますね。
東京電力の生活かけつけサービス
一方、東京電力には「生活かけつけサービス」があり、24時間365日対応のトラブルサポートを受けられます(ただし、従量電灯Bなど対象外の料金プランもあり)。
例えば、電気や水まわり、カギ、窓ガラスのトラブルに専門スタッフが駆けつけ、90分以内(電気設備は60分以内)の応急処置なら無料で行ってくれます。作業費、出張費、部品代(上限2万円)も無料で、利用回数も無制限。
サービスの活用事例
以下は、埼玉県にて築19年の戸建てにお住まいの主婦の方が、このサービスを利用したときのことです。
ある朝に洗濯機を使おうとすると排水の詰まりが発覚。すぐさまTEPCOに電話連絡すると、業者(クラシアン)を手配してもらえ、2名の作業員が来てその日のうちに対応完了。本来なら発生した作業代3万円ほどが無料で済んだ。
出典:https://ameblo.jp/sacchi1225/entry-12874400292.html
築年数の長い戸建てに住んでいると、このようなことが頻発しやすいのでサービスが便利なのかもしれません。
活用の機会は必ずしもあるわけではない
しかし、築年数が短いと、このようなトラブルが発生することなくサービス利用する機会はないままかも。また、私のように賃貸住宅に住んでいると、上記のようなトラブル時には管理会社に連絡することになるので利用できない場合があります。
このようにお住まいの状況によっては、オクトパスエナジーのように電気以外の付帯サービスがなくても特に不便を感じることはないでしょう。
オクトパスエナジーと東京電力の比較:カスタマーサポート

ここでは両社のカスタマーサポートについて比較。
結論を先に述べると、オクトパスエナジーのカスタマーサポートは、迅速で丁寧、かつ顧客のニーズに対する柔軟な対応が特徴。顧客との信頼関係を大切にしている姿勢が伝わってきます。
一方、東京電力のカスタマーサポートは、対応自体は丁寧なものの、システムの一貫性や正確性の面で改善の余地があるといえます。東京電力の契約者数は膨大であり、一定数のトラブルが発生することは仕方ないかもしれません。でも、利用者は安心感を持てるサポート体制の整備を期待しますね。
オクトパスエナジーのカスタマーサポート
オクトパスエナジーの顧客対応はとても良いもの。
次の2つの実体験から私はそう感じています。
- 問い合わせ方法が簡単で回答が迅速
 メールでの問い合わせに対し、翌日には丁寧な回答があり、さらに感謝の気持ちを伝えると追加の感謝メールまで返ってきました
- 顧客の要望に対する解決姿勢が積極的
 マイページの電気使用量表示に関する改善要望に対し、現状の説明と代替案の提示、将来的な改善可能性を示してくれました
このようにオクトパスエナジーのカスタマーサポートには、顧客のニーズを深く理解し、柔軟に対応しようとする姿勢が見られます。
加えて、私以外の現役利用者からもカスタマーサポートを評価する声は多く挙がっています。
東京電力のカスタマーサポート
東京電力のカスタマーサポートにも丁寧な対応と利用者の理解を求める姿勢が見られる一方で、サービスの一貫性や利便性に課題が残るとの指摘もあります。
利用者の声からは、親身な対応を評価する意見がある反面、24時間サポートの実効性や手続きの煩雑さに不満が聞かれ、支払い確認や停電対応などの基本的なサービスにおいても、利用者の期待に応えきれていない事例が報告されているから。
例えば、理解ある顧客に対しては非常に丁寧に対応される一方で、緊急性の低い案件は問い合わせフォームへ誘導されるなど、柔軟性に欠ける対応が見られます。
また、支払い済みにもかかわらず未払い通知が送られるケースや、停電時の即時対応が難しい状況なども、利用者の不満や不安を招いています。
東京電力のカスタマーサポートは、個々の対応では一定の評価を得ているものの、システムの改善や一貫したサービス提供、正確な情報管理が求められていますね。東京電力の契約口数は約2,000万件(2015年末現在)に上るため、上記のようなトラブルが一定数発生するのは仕方のないことかもしれません。
【2025年10月】オクトパスエナジーvs東京電力:料金/サービス比較のまとめ
本記事では、オクトパスエナジーと東京電力の比較を行いました。主な特徴と違いは以下の通り。
- 料金プラン: オクトパスエナジーは「グリーンオクトパス」と「シンプルオクトパス」が主力。東京電力は規制料金と自由料金プランを提供。オクトパスエナジーのシンプルオクトパスが東京電力より安くなる傾向。
- 付加サービス: 両社とも電力使用量の確認機能を提供。オクトパスエナジーは大きな割引が得られる友達紹介制度や節電チャレンジを実施。東京電力はポイント制度や生活かけつけサービスを提供。
- カスタマーサポート: オクトパスエナジーは柔軟で迅速な対応が特徴。東京電力は基本的なサービスに改善の余地あり。
ちなみに、本文でも触れましたが、本記事の読者は「サイト de オクトパス割 Ver.2」という特別な割引を受けられます。
下記のボタンから公式ページへ行くと、8,000円割引が適用される申し込み画面に進めます。
 
  
  
  
  

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