環境に関心の高い人にとって、オクトパスエナジーは確かに魅力的な電力会社ですね。
ただし、一人暮らしの電気の使い方はファミリー世帯とは異なるため、本当に一人暮らしにもお得なのか確認が必要。
ただし、例えば電気代を左右する燃料費調整単価は毎月改定されるので、ネット検索の得意なあなたでも情報をアップデートし続けるのは難しいのではないでしょうか。
そこで本記事では、最新情報に基づいて以下について解説。
まずは料金について結論を言います。
一人暮らしの標準的な電力使用量でもオクトパスエナジーは決して高くありません。
その裏付けとして、本文では大手電力会社の代表である東京電力や関西電力の料金と比較しています。オクトパスエナジーでの電気代 で確認してください。
なお、本記事は2025年12月時点の燃料費調整単価に基づいています。
毎月改定される燃料費調整単価をその都度反映させている記事は少ないため非常に有益な情報になると考えています。
オクトパスエナジーを選んだ暁には、環境への意識が高いだけでなく実際に行動に移せる人として、きっとあなたは周囲の人から尊敬されることでしょう。
晴れてオクトパスエナジーから電力供給を受けることになったら、検討時の迷いや決め手など、後に続く人のためにあなたのストーリーをぜひ大人なびのグリーン・ノートに綴っていただけると幸いです。
さらに、本記事の読者は、8,000円の割引特典「サイト de オクトパス割Ver.2」を受けることが可能。
お得に始めたい人は、割引をもらい損なわないよう注意してください。
一方、もう少し詳しく知りたい人は、ぜひこのまま読み進めてください。
それでは解説を始めます。
オクトパスエナジー一人暮らしの料金試算条件①：標準アンペア数は30A
一人暮らしに適する契約条件としては、契約容量（アンペア数）は少なくとも20A、あるいは30Aを選択するのが理想です（ただし、関西や中国、四国電力など契約容量で料金が変わらない電力会社もあります）。
なぜならば一人暮らしの生活で使用する家電のアンペア数を考えると、それくらいの契約容量が必要だから。
例えば、エアコンの通常時の運転電流は数Aですが、電源オン直後、部屋を冷暖房する際には20A近くの運転電流が流れることがあります。
加えて、一人暮らしでも使用頻度の多いヘアードライヤーや電子レンジなどの電流値は10A以上。
さらに、現代ではこれら以外にも多くの家電製品を使っています。
| エアコン（10畳用） （）内は立ち上げ時 | 冷房6A（14A) 暖房7A（20A) |
| 冷蔵庫 | 2.5A |
| 電子レンジ | 13A |
| ヘアドライヤー | 12A |
| 電気ケトル | 11A |
| 炊飯器 | 11A |
| 液晶テレビ | 2A |
| パソコン | 1A |
| 掃除機 | 10A |
このように必須な家電の使用を考慮すると、契約容量としては30Aを選択するのが一人暮らしに適するオクトパスエナジーの契約条件となります。
（＊：「主な電気機器のアンペアの目安」や「一人暮らしに必要なアンペア数」を参考に筆者まとめ）
オクトパスエナジー一人暮らしの料金試算条件②：標準使用量は200kWh/月
ここでは、一人暮らしの標準的な電気代と電力使用量に関する国の統計値を紹介。
オクトパスエナジーを契約したときに、どの程度の電気代になり、平均的な一人暮らしの人に比べて高いのか安いのか、次のセクションにて議論するためです。
一人暮らしの標準的な電気代
一人暮らしの電気代の全国平均はひと月あたり6,700~6,800円です。
| 年度 | ひと月の電気代（円） |
|---|---|
| 2018年 | 5,852 |
| 2019年 | 5,700 |
| 2020年 | 5,791 |
| 2021年 | 5,482 |
| 2022年 | 6,808 |
| 2023年 | 6,726 |
| 2024年 | 6,756 |
上表は総務省の家計調査による調査結果。
これに対してあなたの電気代は高いですか？安いですか？
一人暮らしの標準的な電力使用量
ちなみに、電気代を左右する電力使用量は、一人暮らしの場合、どのくらいなのでしょう？
これについては環境省の統計調査（令和４年度 家庭部門のCO2排出実態統計調査（確報値））が出ています。
それによると、ひと月あたり200kWhとなっています。
| 一人暮らしで使用される電力量 | 200kWh/月 |
もちろん例外もあります。部屋でペットを飼っているので空調を24時間動かしているというような人は、一人暮らしといってももっと使用量は多いでしょう。
オクトパスエナジーでの一人暮らしの最適プランと電気代
オクトパスエナジーを契約したとき、一人暮らしの電気代はどれくらいになるのでしょうか？
オクトパスエナジーは沖縄県を除く全国でサービス展開していますが、料金体系は各地域で異なります。
そこで以下では代表的に関東地区（東京電力エリア）と関西地区（関西電力エリア）の場合について解説。
もちろん電気代は、基本料金や電力量料金（燃料費調整額も含む）、再エネ賦課金、消費税を含めた実際に支払う金額です。
ただし、各プランの電力量料金は、オクトパスエナジーのホームページで直接申し込んだときに振り分けられるバージョンにて算出。つまり、シンプルオクトパスのバージョンは2025-08、グリーンオクトパスのバージョンは2025-05です。
プランのバージョンについては、2つのグリーンオクトパス や 2つのシンプルオクトパス を参照してください。
関東での一人暮らしの最適プランと電気代
関東で一人暮らしの人にとっては、オクトパスエナジーのグリーンオクトパスが有力な選択肢。
下記で詳しく解説。
関東での200kWhの電気代
平均的な一人暮らしの電力使用量である200kWh/月にて、関東地区におけるオクトパスエナジー各料金プランの電気代を示すと下図のとおり。
なお、関東地区の大手電力会社である東京電力（プラン：従量電灯B、スタンダードS）の料金も比較として示しています。
図からわかるように、グリーンオクトパスの方が安いですね。
関東での料金プラン間比較
電力使用量200kWh近辺の電気代を図示すると下図の通りです。
もしも100kWhを下回るほど月々の使用量が少ないなら、シンプルオクトパスがお得です。
しかし、多くの人はひと月の使用量が100kWhを越えるでしょうから、やはり上図からもグリーンオクトパスを選ぶべきと言えますね。しかも、使用量が増えるほど、シンプルオクトパスや東京電力との差が広がります。
ただし、電力比較サイトなど申込ルートによっては、同じ名前のプランでも別バージョンになり、料金単価が少し変わることがあるので注意が必要。
詳しくは下記リンク先まで。
>>2つのグリーンオクトパス
>>2つのシンプルオクトパス
関西での一人暮らしの最適プランと電気代
関西で一人暮らししている人にとっても、オクトパスエナジーのグリーンオクトパスがお得な選択肢。
下記で詳しく解説します。
関西での200kWhの電気代
平均的な一人暮らしの電力使用量である200kWh/月にて、関西地区におけるオクトパスエナジー各料金プランの電気代を示すと下図の通り。
なお、関西地区の大手電力会社である関西電力（プラン：従量電灯A）の料金も比較として示しています。
図からわかるように、オクトパスエナジーの料金プランではグリーンオクトパスの方が安く、さらに関西電力よりも安い。
関西での料金プラン間比較
電力使用量200kWh近辺の電気代を図示すると下図の通りです。
基本的にやはりグリーンオクトパスが一番安いですね。
ただし、電力比較サイトなど申込ルートによっては、同じ名前のプランでも別バージョンになり、料金単価が少し変わることがあるので注意が必要。
詳しくは下記リンク先まで。
>>2つのグリーンオクトパス
>>2つのシンプルオクトパス
他地域での一人暮らしの最適プランと電気代
記事の都合上、関東や関西以外でのプラン比較は割愛させていただきます。
下記リンク先から公式ページに行けば、あなたの地域での料金シミュレーションしたうえで申し込みも可能です。ぜひ、一度試してみてください。
オクトパスエナジーに関して一人暮らしの人からよくある質問
- Q怪しくないか？
- A
いいえ、怪しくありません。日本の東京ガスが資本参加しているので、信頼できて安定経営が望める。突然の倒産やサービスからの撤退や停止が起きると、次の電力会社を急いで探す必要が生じて面倒。そのような懸念は少ない。
- Qデメリットは？
- A
たとえ自宅のガスが東京ガスであっても、電気とガスのセット割引のようなプランがない。
- Q安くなる時間帯はある？
- A
大半の人が加入するグリーンオクトパスプランには、安くなる時間帯はない。電気自動車所有者向けのプランである「EVオクトパス」プランなら、11時～13時・1時～5時の料金が安い。
- Q申し込みは簡単？
- A
申し込みは簡単です。申し込み手順はウェブサイト上だけで完結。立ち合い工事などもないので一人暮らしに好都合。手続き完了後、1～2ヶ月程度で自動的に電力会社が切り替わります。切り替わりのタイミングは、手続き完了後の最初の電気の検針日。
- Q支払い方法は？
- A
電気代の支払い方法としてはクレジット払いや口座振替、コンビニ払いを選べます。契約後でも簡単に変更可能。
- Q解約金は必要？
- A
解約金はいらない。以前、筆者も解約したことがあり、契約者ごとに作成されるマイページから手続きするだけ。立ち合い工事などもないので一人暮らしでも面倒なし。
一人暮らしでのオクトパスエナジー最適プランと料金のまとめ
本記事では、一人暮らしにおけるオクトパスエナジーの料金メリットを、最新の燃料費調整単価（2025年12月時点）に基づき整理。
結論として、標準的な電力使用量（200kWh/月）であれば十分にお得であり、特に関東・関西ともにグリーンオクトパスが最有力プランとなります。
ポイントは以下のとおり。
- 一人暮らしに適した契約容量は 30A（家電の同時使用を踏まえると安心）。
- 標準的な利用者の電気代は 6,700〜6,800円／月、電力使用量は 約200kWh／月。
- 関東・関西ともに、グリーンオクトパスは大手電力会社より安い水準。
- 使用量が少ない（〜100kWh/月）場合のみ、シンプルオクトパスが割安になる可能性。
- 申込ルートによって料金単価が変動するため、プランのバージョンには注意が必要。
なお、プランのバージョン違いについて詳しくは下記リンク先まで。
>>2つのグリーンオクトパス
>>2つのシンプルオクトパス
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