環境に関心の高い人にとって、オクトパスエナジーは確かに魅力的な電力会社ですね。ただし、一人暮らしの電気の使い方はファミリー世帯とは異なるため、本当に一人暮らしにもお得なのか、確認してみましょう。
加えて、電気代を左右する燃料費調整単価が毎月改定されたり、どこのサイト経由で申し込むかによって微妙に料金プランが異なったりするので、ネット検索が得意なあなたでも、そのような情報をこまめに入手するのは難しいのではないでしょうか。
そこで本記事では以下について解説。
まず料金について結論を言うと、一人暮らしの標準的な電力使用量でもオクトパスエナジーは決して高くありません。その裏付けとして、本文では大手電力会社の代表である東京電力の料金と比較しています。オクトパスエナジーでの電気代 で確認してください。
なお、本記事は2025年2月時点の燃料費調整単価に基づいています。
毎月改定される燃料費調整単価をその都度反映させている記事は少ないため非常に有益な情報になると考えています。
オクトパスエナジーを選んだ暁には、環境への意識が高いだけでなく実際に行動に移せる人として、きっとあなたは周囲の人から尊敬されることでしょう。
また、本記事の読者は、15,000円の割引特典「サイト de オクトパス割」を受けることが可能。
お得に始めたい人は、割引をもらい損なわないよう注意してください。下記のボタンから申し込めます(ただし、申し込み可能なのはグリーンオクトパス 2023-12とシンプルオクトパス)。
一方、もう少し詳しく知りたい人は、ぜひこのまま読み進めてください。
それでは解説を始めます。
一人暮らしに適するオクトパスエナジーの契約条件

一人暮らしに適するオクトパスエナジーの契約条件としては、契約容量(アンペア数)は少なくとも20A、あるいは30Aを選択するのが理想です。
なぜならば一人暮らしの生活で使用する家電のアンペア数を考えると、それくらいの契約容量が必要だから。
例えば、エアコンの通常時の運転電流は数Aですが、電源オン直後、部屋を冷暖房する際には20A近くの運転電流が流れることがあります。
加えて、一人暮らしでも使用頻度の多いヘアードライヤーや電子レンジなどの電流値は10A以上。
さらに、現代ではこれら以外にも多くの家電製品を使っています。
エアコン(10畳用) ()内は立ち上げ時 | 冷房6A(14A) 暖房7A(20A) |
冷蔵庫 | 2.5A |
電子レンジ | 13A |
ヘアドライヤー | 12A |
電気ケトル | 11A |
炊飯器 | 11A |
液晶テレビ | 2A |
パソコン | 1A |
掃除機 | 10A |
このように必須な家電の使用を考慮すると、契約容量としては30Aを選択するのが一人暮らしに適するオクトパスエナジーの契約条件となります。
(*:「主な電気機器のアンペアの目安」や「一人暮らしに必要なアンペア数」を参考に筆者まとめ)
一人暮らしの標準的な電気代と電力使用量

一人暮らしの標準的な電気代
一人暮らしの電気代の全国平均はひと月あたり6,700~6,800円です。
年度 | ひと月の電気代(円) |
---|---|
2018年 | 5,852 |
2019年 | 5,700 |
2020年 | 5,791 |
2021年 | 5,482 |
2022年 | 6,808 |
2023年 | 6,726 |
上表は総務省の家計調査による調査結果。
これに対してあなたの電気代は高いですか?安いですか?
一人暮らしの標準的な電力使用量
ちなみに、電気代を左右する電力使用量は、一人暮らしの場合、どのくらいなのでしょう?
これについては環境省の統計調査(令和4年度 家庭部門のCO2排出実態統計調査(確報値))が出ています。
それによると、ひと月あたり200kWhとなっています。
一人暮らしで使用される電力量 | 200kWh/月 |
もちろん例外もあります。部屋でペットを飼っているので空調を24時間動かしているというような人は、一人暮らしといってももっと使用量は多いでしょう。
オクトパスエナジーでの一人暮らしの電気代

オクトパスエナジーを契約したとき、一人暮らしの電気代はどれくらいになるのでしょうか?
オクトパスエナジーは沖縄県を除く全国でサービス展開していますが、料金体系は各地域で異なります。
そこで以下では代表的に関東地区(東京電力エリア)の場合について解説。
もちろん電気代は、基本料金や電力量料金(燃料費調整額も含む)、再エネ賦課金、消費税を含めた実際に支払う金額です。
200kWh/月での電気代
平均的なひとり暮らしの電力使用量である200kWh/月について、オクトパスエナジーの各料金プランでの電気代を示すと下図の通り。

なお、関東地区の大手電力会社である東京電力(プラン:従量電灯B、スタンダードS)の料金も比較として示しています。
ちなみに現状では、グリーンオクトパスの料金表 で解説しているように、グリーンオクトパスには「2023-12」と「2024-09」との2種類の料金体系があります。
基本的にオクトパスエナジーのどの料金プランでも東京電力と大差ない電気代ですが、グリーンオクトパス2024-09なら東京電力より少し安くなりますね。
料金プラン間比較
また、電力使用量200kWh近辺の電気代を図示すると下図のとおりです。

月々の電力使用量が100kWhを下回るほど少ないならシンプルオクトパスで割安感が出ますね。
このように再エネ実質100%という環境に優しい電気を選んでも、電気代がそれほど高くならないのがオクトパスエナジーの魅力的なところ。
また、詳しくは オクトパスエナジーと東京電力のサービス内容の比較 にて解説していますが、加入者向けサービスやサポートの面でもオクトパスエナジーは東京電力より魅力的です。
記事の冒頭にて紹介したように、本記事の読者には15,000円割引を受けられる権利があります。
下記のボタンから公式ページへ行けば割引を得られる申し込み画面となりますので、お得に始めたい人はぜひお申込みください。
また、上記割引以外にも時期によってオクトパスエナジーはさまざまなキャンペーンを行っています。キャンペーン内容を詳しく知りたい人は オクトパスエナジーお得なキャンペーン詳細まとめ をご参照ください。
オクトパスエナジーに関して一人暮らしの人からよくある質問

- Q怪しくないか?
- A
いいえ、怪しくありません。日本の東京ガスが資本参加しているので、信頼できて安定経営が望める。突然の倒産やサービスからの撤退や停止が起きると、次の電力会社を急いで探す必要が生じて面倒。そのような懸念は少ない。
- Qデメリットは?
- A
たとえ自宅のガスが東京ガスであっても、電気とガスのセット割引のようなプランがない。
- Q安くなる時間帯はある?
- A
大半の人が加入するグリーンオクトパスプランには、安くなる時間帯はない。電気自動車所有者向けのプランである「EVオクトパス」プランなら、深夜時間帯の料金が安い。
- Q申し込みは簡単?
- A
申し込みは簡単です。申し込み手順はウェブサイト上だけで完結。立ち合い工事などもないので一人暮らしに好都合。手続き完了後、2週間からひと月で自動的に電力会社が切り替わります。
- Q支払い方法は?
- A
電気代の支払い方法としてはクレジット払いや口座振替、コンビニ払いを選べます。契約後でも簡単に変更可能。
- Q解約金は必要?
- A
解約金はいらない。以前、筆者も解約したことがあり、契約者ごとに作成されるマイページから手続きするだけ。立ち合い工事などもないので一人暮らしでも面倒なし。
これは知らないと損!一人暮らしのオクトパスエナジー活用術のまとめ
本記事では、再エネ実質100%のオクトパスエナジーが一人暮らしにとってどれくらいお得なのか解説しました。結論として、電気代は東京電力と遜色なく、プランによってはさらに割安になります。
一人暮らしの平均的な電力使用量(月200kWh)を想定し、関東地方の料金プランでシミュレーションしました。その結果、グリーンオクトパス2024-09は東京電力よりお得になる可能性があります。
契約アンペア数は家電の使用状況を考慮し、30Aを選ぶのがおすすめです。
オクトパスエナジーの魅力は環境への貢献だけではありません。Webサイトで簡単に申し込みや解約ができ、支払い方法も複数から選択可能。サポートも充実しています。
キャンペーンを利用してお得に入会する方法については、下記記事にて詳しく解説していので、ぜひご一読ください。
また、オクトパスエナジーの会社概要やメリットについて改めて確認したい場合は、下記記事をご参照ください。特徴を解説しています。
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