【SDGs】会社員が職場でできる取り組み3選:具体事例も紹介

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社会人として多くの時間を過ごす職場で何かSDGsに取り組みたいですね。

ところでSDGsというと環境のことばかりに頭が行きますが、実はいかに働きがいを持って働くかということも17個の目標のひとつ。

これは、あなたや私を含めて全ての会社員に関係が深いテーマですね。

そこで本記事では、「働きがいのある人間らしい仕事」を意味する「ディーセントワーク」の実現を始め、会社員が職場でできるSDGsの取り組みとして以下の3つを解説します。

本記事では職場でできるSDGsの取り組みとして

を解説。

ディーセントワークについては、それを実現している職場の例も紹介しています。

本記事を読めば、職場でできるSDGsの取り組みや、それがどのSDGs目標に対応するかわかります。

特にディーセントワークの実現は、SDGsへの貢献だけでなく仕事でより良い成果を上げることにも繋がるなど、ふだんの仕事とも密接に関係することが理解できます。

ぜひ最後までご一読ください。

ちなみに、会社での仕事の対象としてできるSDGsの取り組みを探すなら、次の記事がおすすめです。

>>関連記事:【SDGs】現役会社員が解説。会社でできることと、その見つけ方

ディーセントワークの実現:会社員が職場でできるSDGsの取り組み① 

働きがいのある人と職場

SDGsの目標8「働きがいも 経済成長も」と関連する、職場の「ディーセントワーク」実現に向けてできることが、私たち会社員にはあります。

ところで、「ディーセントワーク」とは何でしょう?

まずはそこから解説していきます。

ディーセントワークとは「働きがいのある人間らしい仕事」

ディーセントワークとは「働きがいのある人間らしい仕事」のことです。

1999年に開かれた第87回国際労働機関(ILO)総会での事務局長の報告で初めて使われた言葉。

ここで言う「働きがいがあり人間らしい」とは、「権利が保障されて十分な収入があり、適切な社会的保護が与えられて生産的である」ことを指します。

SDGs目標8と関連するディーセントワーク

そのディーセントワークはSDGsの目標8「働きがいも 経済成長も」と関連します。

SDGsの目標8が「包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用を促進する」を掲げているから。

なので、ディーセントワークの実現はSDGs目標8の達成につながります。

メンタルヘルス管理が特に重要

私たちがディーセントワークを実現するためには、まずは私たちが自身のメンタルヘルスを適切に管理する能力が必要です。

なぜなら、自身のメンタルヘルスを適切に管理できなければ、最悪の場合、そもそも働けなくなってしまうから。私が身近に接した最悪の例は次のセクションで紹介します。

そうでなくても例えば30~40歳代の会社員は、日々の仕事のプレッシャーに加えて、家庭での責任や将来のキャリアアップに関する焦りなどメンタルヘルスを損ないがち。

一方、メンタルヘルスが良好ならば、私たちは仕事に対する満足度を高められ、自身のキャリアを成長させて長く働き続けられます。

このように働きがいを高めてディーセントワークを実現するためには、私たち働き手のメンタルヘルスを良好に保つことが最も大切です。

ちなみに、ディーセントワーク実現に向けて私たち会社員ができることは、自身のメンタルヘルス管理以外にもいくつかあります。それらは 自分にできることから始める職場ディーセントワーク にて解説しています。

最悪の事例:アルコール依存症が招いた退職

では、メンタルヘルスを損なってしまった場合にどうなるか。

最悪というと非常に語弊がありますが、私が出会ったとても残念な事例を紹介します。

私が30代前半のころ、ある部署に異動すると、職場に居ないことの多い主幹(部下を持たない課長クラスの管理職)の方がいました。以下、この方をAさんとします。

ある時、Aさんが職場で気を失って倒れたということで担架で会社の医務室に運ばれるということが起きました。

ところが、よくよく詳しく話を聞くと、これまでにも医務室に運ばれることは稀にあったとのこと。

さらに昔からAさんをよく知っている先輩から話を聞くと、かつてAさんは若くして課長になって難しい仕事を任されたけど、うまく行かずストレスを溜めてお酒でストレス解消をしていた。

Aさんはお酒が強いがために、いつも結構な量を飲んでいた。

しかし、とうとうある時期からアルコール中毒になってしまった。

それ以降、調子が悪くなると休業し、回復とともに職場復帰するも担架で運ばれることが発生して再び休業するということを繰り返してしまっているとのことでした。

そういえば、出会ったうちの時々はお酒臭かったような、あれは深酒明けだったのかなと想像してしまうこともありました。

私がここの職場に異動して来てからも休業&職場復帰を繰り返し、なおかつだんだん休業期間が長くなり、そのうち肩書も外れ、最後はとうとう退職されてしまわれました。

お子さんはいないものの、当初は結婚もされていたそうです。でも、どの時期かで離婚され、ご自宅には実のお兄さんがたまに訪問されていたそうでした。

お酒は飲み過ぎると体を壊してしまうなあと、私はつくづく思いました。同時に、ストレス解消をお酒だけに頼ってはいけないなとも。

自分自身だけでなく、職場の周囲の人間、その他大勢を不幸にしてしまいます。

上記のようなことを見聞きしたので、私は自分のメンタルヘルスを保つことに関心を持つようになりました。

みなさんもご自身やその周囲の方のメンタルヘルスを維持すること、また管理職の方は部下のメンタルヘルスを保つこと、それらにもっと興味を持っていただきたいと私は思っています。

そこで、まず次には自分自身のメンタルヘルスを保つ取り組み方法について解説します。

メンタルヘルスを保つ取り組み

では、どのようにして自身のメンタルヘルスを良好に保つのか? その取り組みには次の3つがあります。

  • 時間管理と仕事の優先順位付け
  • 自己認識とストレス管理
  • コミュニケーションとサポートネットワークの構築

時間管理と仕事の優先順位付け

効率的な時間管理と仕事の優先順位付けは、メンタルヘルスの維持に役立ちます。

特に中堅社員ともなると仕事の負担が増え、過重労働になりやすくなります。

タスクを明確に理解し、優先順位を設定し、適切な休憩を取る。

このように仕事の負荷を適切に管理することでメンタルヘルスを保護できます。

自己認識とストレス管理

自身の感情やストレスを自分で理解や管理することが重要。

メンタルヘルス不調は心理的な分野なので、もともと第三者にはわかりにくい

特に不調になり始めの段階でそれが一過性のものなのか、そうでないのかは第三者には判別しにくいですね。

具体的には、心身の変調の気づき方やストレスの緩和法などを学ぶといいですね。

これらを学ぶことで早期に対処でき、メンタルヘルスを良好に保ちディーセントワークを実現できます。

コミュニケーションとサポートネットワークの構築

コミュニケーションとサポートネットワークの構築は、メンタルヘルスの維持とディーセントワークの実現にとても助けとなります。

職場では多くの責任と期待に直面しており、ともすれば孤独やプレッシャーを感じることがあります。

例えば信頼できる同僚や上司、さらには家族や友人とオープンなコミュニケーションを持ち、サポートネットワークを構築すれば、ストレスを共有し解決策も見つけられます。

このようにコミュニケーションとサポートネットワークを効果的に構築し活用することで、メンタルヘルスを保ち、職場での満足度と効率を向上させ、ディーセントワークを実現できます。

メンタルヘルスケアを学ぶ方法

以上の3つの取り組みを実践するには、メンタルヘルスに関する知識が必要。

そこで、「メンタルヘルス・マネジメント検定」の受験を私はお勧めします。

この検定を通じて、心の健康を維持し、ストレスを管理し、良好なコミュニケーションを図る方法を学べます。

具体的には、受験勉強を通じて得られる知識は、ストレスが心身に影響を与えるメカニズムやストレスの気づき方、ストレスへの対処・軽減法、周囲に相談するためのコミュニケーション・スキルなど。

これらの知識・スキルを学べば、ディーセントワークを実現し、職場での満足度と効率を向上させるための重要なステップとなりますね。

ディーセントワークを実現している職場の具体例

会社員が職場のディーセントワークに向けて取り組めることは、 自分にできることから始める職場ディーセントワーク にて解説していると述べました。

ここでは主に管理職に就いている方のために、メンタルヘルス以外の面でディーセントワークを実現できている3つの職場の事例を紹介します。

職場施策結果
摂津金属工業職場環境の整備、健康経営「健康経営優良法人2021」に認定
川田製作所多様性の受け入れ社員の70%が高齢者や障がい者、女性
人手不足の解消
ハートフルタクシー女性が活躍できる労働環境整備女性ドライバー増加による人手不足解消、
妊婦を対象にしたものなど女性目線のサービス拡大

摂津金属工業

摂津金属工業は、金属を加工して電子機器収納用のラックやケース、トランクなどの「ハコ」製造するメーカー。資本金は1億円。

社員が健康で働ける職場環境の整備と、健康意識を高める活動を推進。

その活動が認められ、経済産業省及び厚生労働省が主催する日本健康会議において「健康経営優良法人2021」として認定されています。

具体的な活動は次のようなもの。

  • 働き方改革による有給休暇消化率の向上とシステムやロボット導入による仕事の効率化により長時間労働の削減
  • 受診時の経済的負担を減らすため仮払い制度を設けて、社員に人間ドックの受診を推奨
  • 三大疾病(がん、心筋梗塞、脳卒中)に対する医療保険全額を企業側が負担
  • 老朽化に伴う職場の衛生環境を整備

川田製作所

川田製作所は精密プレス加工や金型製作を行い、従業員約20名の小さな職場。

IT業界出身の現社長が、事業のあらゆる領域でIT活用を推進して生産性向上を図った一方、社員と丁寧なコミュニケーションを実践。

社員の多様性を受け入れて、例えば次のようにひとり1人のニーズや得意・不得意に合わせて仕事を分配した。

  • 残業が発生したときは、残業して稼ぎたい社員に残業してもらう
  • 発達障害を持つがPC作業が得意な社員には、通常より大きなディスプレイを準備して能力発揮してもらう
  • 日本語が不得意な外国出身者には掲示物に読みがなをふる
  • 知的障がいを持ち、数を数えるのが苦手な社員には数取器を支給して歩留まり率の算出に役立ててもらう

その結果、全社員の70%を高齢者や障がい者、外国人、女性が占めるようになり、人手不足も解消。

平成29年度の新・ダイバーシティ経営企業100選として経済産業省から表彰された。

ハートフルタクシー

お客様の視点に立った運営ができていないなど、旧来のタクシーに不満を持ったメンバーが集まり創り上げたのがハートフルタクシー

同質な人々ばかりでは考えに限りがあるけれども、女性や男性など多様な人がいる職場では考え方の幅が広がり、一人ひとりの力を引き出せる。

そう考えて、働き手の女性比率が1%ほどというタクシー業界にあって次のように女性が活躍できる労働環境を整備。

  • 安心して働けるよう、タクシー業界には珍しい固定給制を導入
  • 事業所内に無料の保育施設を設置
  • 顧客の買い物補助や通院介助などを女性ドライバーが対応する一方、大きな荷物の運搬や泥酔客の対応などは男性ドライバーが対応するなどの適材適所を実施

その結果、昼間の時間帯のドライバーの約60%(全時間帯なら約30%)にまで女性ドライバーが増え、人手不足も解消。妊婦を対象にしたサービスなど女性目線のサービスも拡大した。

以上、3つの職場の事例を紹介しましたが、自分の職場にも取り入れられそうなことはあったでしょうか。

最終的には、人が働きがいを得るのは信頼や連帯感があるからなので、同僚や部下に「ありがとう」「頼りにしているよ」「手伝うよ、一緒にやろう」と声掛けすることも忘れないでいましょう。

事務職で使う紙や電力の使用を減らす:会社員が職場でできるSDGsの取り組み② 

削減すべき職場に積まれた書類の山

モノに焦点を当て、職場でできるSDGsの取り組みとして挙がるのは、事務職で使う紙の使用削減やオフィスの節電。

まずは紙の使用削減について解説します。

ペーパーレス化でSDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」に貢献

統計(古紙再生促進センター オフィス発生古紙実態調査報告書)によると、オフィスでの紙の使用量はひとり当たり年間2㎏。(*OA用紙、機密文書、シュレッダー紙の排出量を合算)

この使用量は、コピー機に紙を補充する際に使う500枚入りA4用紙の10束分に相当します。

実は、私たちが使用する紙の生産のためにマレーシアやインドネシアを始めとする世界の森林が伐採され、各地で生態系を脅かしています。

伐採によって森林は、1分ごとに東京ドーム5つ分の面積が消滅。

そこで、事務職などのデスクワークで書類を不必要に印刷せず、電子ファイルのまま処理し紙の使用量を削減する。

私たちがそうすれば紙パルプの使用量が抑制できて原料である木材伐採が抑制され、森林資源の保護につながります。

紙の使用量を削減することで森林資源の保護を謳った、SDGsの目標15「陸の豊かさも守ろう」に貢献可能。

ちなみに、環境にやさしい紙としてはフェアトレードの「バナナペーパー」があります。

バナナペーパーは、バナナの収穫時に捨てられる茎の繊維から作られた、とてもエコな紙。

私たちが購入することで、アフリカはザンビアの貧困地域の雇用創出に貢献できます。

印刷紙以外にもバナナペーパーで作られたボールペンやノートなどもあり、詳しくは以下の関連記事で紹介しています。

関連記事:サステナブルな文房具9選

次はオフィスの節電を解説します。

オフィスの節電でSDGs目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」に貢献

オフィスビルの用途別消費電力
出典:経済産業省:夏季の省エネ節電メニュー(一般的なオフィスビル:夏季17時)

オフィスで消費される電力のうち49%が空調、23%が照明、14%がPCを始めとするOA機器によるもの(下記17時の一般的なオフィスビル)。

空調のベストの設定は、夏28℃、冬20℃

空調について夏は28℃、冬は20℃が目安に設定すべきです。

例えば、

  • 夏の冷房時の温度設定を1℃高くすると約13%(約70W)の消費電力の削減
  • 冬の暖房時の温度設定を1℃低くすると約10%の消費電力の削減

使用時間も必要なだけに留めるのが良いですね。

例えば1日1時間、使用時間を減らした場合の省エネ効果は次の通り。

  • ひと夏で電気18.78kWh、原油にして4.73L CO2削減量7.8kg:冷房(設定温度28℃)
  • ひと冬で電気40.73kWh、原油にして10.26L CO2削減量16.8kg:暖房(設定温度20℃)

照明はできればLEDに

使用していない部屋の照明はオフするのが一番。

可能なら消費電力の少ないLED型に交換するのが良いですね。

使っていないOA機器はオフ

PCを始めとするOA機器は、使わないときは電源をオフにしましょう。

例えばPCを1日1時間、使用時間を減らした場合の年間での省エネ効果はこんな感じ。

  • デスクトップ型で電気31.57kWh、原油にして7.96L CO2削減量13.0kg
  • ノート型で電気5.48kWh、原油にして1.38L CO2削減量2.3kg

長時間使わない時にはコンセントからプラグを抜けば待機電力も減らせます。

貢献する目標は「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」

オフィスの節電によって貢献できるのは、SDGs目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」です。

具体的なターゲットは「7.3 2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。」ですね。

職場ジェンダーハラスメントの解消:職場でできるSDGsの取り組み③

職場のジェンダーハラスメント解消

最後は、ヒトに焦点を当てた取り組みとしてジェンダーハラスメントの解消です。

ジェンダーハラスメントとは、要するに「性別に関するハラスメント」

ジェンダーハラスメントとは、ひとことで言うと「性別に関するハラスメント」。

「女性はこうあるべき」「男性はこうあるべき」という価値観に基づいて行われる言動を指し、「女のクセに」「男のクセに」といった物言いに代表されます。

ところで、職場にありがちなハラスメントのひとつにセクハラ(セクシャルハラスメント)があります。

セクハラとジェンダーハラスメントを混同しやすいですが、性的な表現を含むものがセクハラであり、両者は区別されています。

では、具体的にどのような行為を解消すべきなのか知ってもらうため、次はジェンダーハラスメントに該当する事例を紹介します。

解消すべき職場のジェンダーハラスメント事例

職場で生じているジェンダーハラスメントは女性に向けたものが多いですね。

例えば、「雑務は女性の仕事だとする文化」がいまだに残っている職場はあるようです。

  • 職場内の掃除は女性がやるようにと強制
  • 来客にお茶を出すのは管理職であっても必ず女性がすべき
  • 飲み会でのお酌は女性にやってほしい

また、女性のキャリアアップを阻害する、次のようなあからさまな発言も。

  • 「女性だから仕事をがんばらなくても良い。」
  • 「昇給の相談時に女性はそんなにお金は必要ないだろう。」
  • 「女性を上司に持ちたくない。」

一方、男性にも、男性だからと無理強いされる事例があります。

  • 男性だからと重労働や残業を課される
  • 男性だからと強制的に飲み会に連れて行かれ遅くまで拘束
  • 男性が育休を取ると出世できないような風潮がある

(出典:働くみんなのホンネ調査「ジェンダーハラスメント」について調査を実施

私が働いていた職場は、技術系の職場の割に女性が比較的多いところ。

リーダー格の方から指示を受けることもありましたが、私も含め周囲の人は女性だからと彼女を軽視することは決してなく、みんな真摯に対応していました。

よくある「女性らしい発想をお願いします」というセリフすら聞いたことがありませんでした。

職場のこの風土を大切にしないといけないなと思います。

あなたの職場はどうですか?私の職場と同じですか?

それとも、よくよく思い返すと該当する悪い事例が出てきますか?

実は次に解説するように、この分野で日本の職場はとても遅れています。

日本のジェンダーギャップ指数は153カ国中121位

日本の職場でジェンダーハラスメントは重要な課題です。

なぜなら、日本のジェンダーギャップ指数は153カ国中121位と悲惨な状況なので。

「ジェンダーギャップ指数」は、世界経済フォーラムが毎年発表している、経済・教育・保健・政治分野の男女平等度を表す指数。

保健分野では40位であるのに対し経済分野では115位と遅れが目立ち、改善が急務なのは経済分野を担っている一般企業の職場です。

ジェンダーハラスメント解消はSDGsの目標のひとつ

目標5「ジェンダー平等を実現しよう」が掲げられているように、ジェンダーハラスメント解消はSDGsの目標のひとつです。

全ての人が性別に関係なく、平等に安心して生活できることが目的。

特に女性差別の撤廃を中心とした細かなターゲット目標が設定されています。

例えば次の2つは、女性に焦点を当てたターゲット目標

  • 5.1 あらゆる場所における全ての女性及び女児に対するあらゆる形態の差別を撤廃する
  • 5.5 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する

みなさんの職場にも女性はいらっしゃいますよね。

繰り返しになりますが、いま一度、あなたの職場のことを振り返ってみて下さい。

会社員が職場でできる、実践すべきSDGsの取り組み3選のまとめ

会社員が職場でできるSDGsの取り組みは、次の3つ。

  • ディーセントワークの実現
  • 紙や電力の使用削減
  • ジェンダーハラスメントの解消

既に実践しているものもあるけれども、改めて背後にある問題を理解すると取り組み方も変わるでしょう。

今の職場に足りない取り組みも見えてきたことだと思います。

明日からの実践に活かしましょう。

でも、SDGsの取り組みをするうえで実践の場は職場に限りませんね。

自宅の日常生活など個人で取り組めるSDGsについては、「SDGs:イイこと始めよう、個人でできることの具体例を徹底解説」にて詳しく解説していますので、こちらもあわせてご一読ください。

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