最近、オクトパスエナジーの名前や、ユニークなタコのキャラクターをネットで見かけることが増えましたね。少し風変わりな印象を受けつつも、「いったいどんな料金プランがあるんだろう?」と興味を持った方も多いのではないでしょうか。
各地域の大手電力会社、例えば中部電力、関西電力、九州電力と比較して料金はどうなのでしょう。
勢いで新しいサービスに飛びついて、後から「やっぱりいつもの方が良かった」と後悔するのは避けたいですしね。
もしかすると複雑な料金プランを想像するかもしれませんが、オクトパスエナジーのプランには意外とシンプルでわかりやすい部分もあります。
だからこそ、しっかりと理解すれば、あなたにぴったりのプランを見つけることができます。
本記事では、次のようにオクトパスエナジーの料金プラン(料金表)を紹介。特に、再生可能エネルギー実質100%の「グリーンオクトパス」と、シンプルな料金設定が魅力の「シンプルオクトパス」という2つのプランに焦点を当てています。
これらのプランを各地域の大手電力会社と比較し、どちらが本当にお得かを明らかにしています。
記事中で紹介している電気代は、最新の燃料費調整単価(2024年10月時点)に基づいて計算。このように、最新データに基づいた情報を提供している記事は少なく、本記事はその点で信頼性が高いです。
記事を読めば最適な電力プランを選ぶための確かな判断材料が得られますので、ぜひ最後までご一読ください。
なお、本記事の後半にある「地域大手の電力会社との料金比較」では、主にふたり暮らし以上の世帯を対象にひと月あたりの電気代を解説しています。一人暮らしの人に向けた解説としては、一人暮らしのオクトパスエナジー活用術 を用意していますので、こちらを参照してください。
幅広いオクトパスエナジーの料金プラン(料金表)展開
オクトパスエナジーは、さまざまなニーズに応えるためにいくつかの料金プランを提供しています。
そのうち代表的なプランが「グリーンオクトパス」と「シンプルオクトパス」。
どちらも非化石証書を活用してCO2排出量実質ゼロを実現しており、再生可能エネルギー実質100%の電気が供給される料金プランです。
さらに、これ以外にも次のような料金プランが設けられています。
ソーラーオクトパス
「ソーラーオクトパス」プランは、自宅に太陽光パネルがある人にお薦めのプラン。沖縄県以外の全国で契約できます。
昼間の電気代が高く設定されている一方で、夜間の料金が割安になっています。
昼間は自宅の太陽光パネルで発電した電気を使い、発電できない夜間だけオクトパスエナジーから電気の供給を受けることが想定されています。
EVオクトパス
「EVオクトパス」プランは、EV(電気自動車)やPHEV(プラグインハイブリッド車)に乗っている人向けのプランです。ただし、東京電力エリアのみの提供。
深夜2:00~4:00の間の電気代だけ、その他の時間帯の半額以下になるプランです。
このプランは、EVやPHEVを所有し、深夜2:00~4:00の間に充電するユーザー向けです。
オクトパスエナジーの料金表①:グリーンオクトパス
ここでは「グリーンオクトパス」プランの料金体系を解説します。
ちなみに、プラン名に付いた「グリーン」が示唆するように、環境に優しく設計されたプラン。
非化石証書を活用してCO2排出量実質ゼロを実現しており、再生可能エネルギー実質100%の電気が供給される料金プランです。
グリーンオクトパスのサービス展開地域
料金体系の解説に入るまえに、グリーンオクトパスのサービス展開地域について。
グリーンオクトパスは沖縄電力エリア以外の下記9つの地域にてサービス展開されています。
- 北海道電力エリア
- 東北電力エリア
- 東京電力エリア
- 中部電力エリア
- 北陸電力エリア
- 関西電力エリア
- 中国電力エリア
- 四国電力エリア
- 九州電力エリア
そして、下記で解説するように各地域ごとに基本料金や電力量料金単価、燃料費調整単価が異なります。
オクトパスエナジー:グリーンオクトパスの料金体系
グリーンオクトパスの料金が決まるしくみは、他の電力会社の一般的な料金プランと同じです。
つまり、基本的に月々の電気料金は次の計算式で決まります。
電気代=基本料金+電力量料金+再エネ賦課金
このうち再エネ賦課金の算出に使われる「再生可能エネルギー発電促進賦課金単価」は、電力会社によらず全国一律。
なので、もちろんオクトパスエナジーでも再生可能エネルギー発電促進賦課金単価は他社と同じで、かつ地域によらず一定です。
グリーンオクトパスの基本料金
基本料金は住んでいる地域や各家庭の契約容量によって変わります。
例えば、北海道電力や東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、九州電力の地域では、ひと月の基本料金は契約電流の容量によって異なります。
下表は、東京電力エリアの例(契約書に記載されている「使用期間1日あたりの金額」から筆者が算出)。
契約電流 10A | 295円 |
契約電流 15A | 443円 |
契約電流 20A | 590円 |
契約電流 30A | 885円 |
契約電流 40A | 1,180円 |
契約電流 50A | 1,475円 |
契約電流 60A | 1,770円 |
一方、関西電力や中国電力、四国電力の地域では、基本的に一般家庭では各地域ごとに一律。
例えば、関西電力の地域では377円(契約書に記載されている「使用期間1日あたりの金額」から筆者が算出、一般家庭は通常6kVA未満に該当)。
6kVA未満 | 377円 |
このように、基本料金は住んでいる地域や家庭の契約容量によって異なります。
グリーンオクトパスの電力量料金単価
「グリーンオクトパス」プランの電力量料金を決める「電力量料金単価」は、使用量が多くなるにしたがって三段階で高くなっていきます。
これは各地域の大手電力会社(旧一般電気事業者)が採用している仕組み。国民に少しでも節電の意識を持ってもらうよう、昔に決められた仕組みですね。
その三段階の区分けも、グリーンオクトパスは各地域の大手電力会社に準じています。
例えば、東北電力や東京電力、中部電力、北陸電力、九州電力の地域では下表のような区分け。
第一段階 | 120kWhまで |
第二段階 | 120kWhを超えて300kWhまで |
第三段階 | 300kWhを超え |
このように「グリーンオクトパス」プランの電力量料金単価は、大手電力会社と同様に三段階料金制度を採用しています。
グリーンオクトパスの燃料費調整額や燃料費調整単価
月々の電気料金に含まれる燃料費調整額は、次の式で計算されます。
燃料費調整額 = 燃料費調整単価(国の激変緩和措置込み) × 1ヵ月の使用電力量
その燃料費調整額の算出に用いられる燃料費調整単価は、毎月改定されて改定結果は月初に発表。
さらに、住んでいる地域によっても単価は違います。
例えば、東京電力エリアの燃料費調整単価は、これまで下図のように推移。
急激な変化が起きにくい仕組みになっているので、オクトパスエナジーが改定する燃料費調整単価の変化は緩やかですね。
それは、国の激変緩和措置がなくなった2024年6月以降も同じです。
グリーンオクトパスをお薦めできる人
グリーンオクトパスをお薦めできる人は、電力使用量と住んでいる地域によって変わってきます。
例えば、北陸や関東、中部に住んでいるふたり暮らしにお薦めです。
また、上記に加えて、家族が3、4人など居て電気の使用量が多い場合は四国、九州に住んでいる世帯にお薦め。
詳しくは、このあとの 各地域の大手電力会社との料金表比較 を参照してください。
ただし、一人暮らしの人については、別途、 一人暮らしのオクトパスエナジー活用術 にて詳しく解説していますので、そちらを参照してください。
オクトパスエナジーの料金表②:シンプルオクトパス
次に「シンプルオクトパス」プランの料金体系や料金表を解説します。
上記で解説したグリーンオクトパスと同様に、非化石証書を活用してCO2排出量実質ゼロを実現しており、再生可能エネルギー実質100%の電気が供給される料金プランです。
グリーンオクトパスとの違いを中心に、シンプルオクトパスの特徴を挙げると次のようになります。
シンプルオクトパスの特徴
- サービス展開は4地域のみ(北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力のエリア)
- 基本料金がゼロ
- 燃料費調整額もゼロ
- 電力量料金単価は(各地域ごとに)1段階のみ
- 契約から12か月経つとグリーンオクトパスへ自動切り替え
シンプルオクトパスのサービス展開地域
シンプルオクトパスのサービス展開地域は、下記に挙げる4地域です。
- 北海道電力エリア
- 東北電力エリア
- 東京電力エリア
- 中部電力エリア
シンプルオクトパスの料金体系(基本料金/燃料調整額/電力料金単価)
シンプルオクトパスは基本料金および燃料調整額がゼロ。
後でも述べますが、基本料金がゼロなので電力使用量の少ない人にとくにお薦めですね。
また、燃料調整額がゼロなので、他のプランのように毎月改定される燃料調整費単価に応じて電気代が変動することもなし。
ただし、再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)だけは他の電力会社/料金プランと同様に加算されます。
また、通常、使用量に応じて三段階に変わる電力料金単価は1段階のみとなり、各地域に応じて下表のとおりです。
地域 | 電力料金単価(kWhあたり) |
---|---|
北海道エリア | 34.8円 |
東北エリア | 31.8円 |
関東エリア | 30.8円 |
中部エリア | 31.0円 |
この電力料金単価も12か月のあいだ変動なし(シンプルオクトパスは契約開始後12か月で自動的にグリーンオクトパスへ移行)。
シンプルオクトパスの注意点
先に書いたとおり、シンプルオクトパスは契約開始後12か月で自動的にグリーンオクトパスへ移行します。
そのグリーンオクトパスも再エネ実質100%の電気を供給するプラン。
なので、環境を意識してシンプルオクトパスを契約した人も、その点は心配ないでしょう。
もしグリーンオクトパスが採用する料金体系を好ましく思わないなら、そのタイミングで他の電力会社/料金プランへの乗り換えを検討すれば良いですね。オクトパスエナジーは解約金が発生しないですから。
シンプルオクトパスをお薦めできる人
シンプルオクトパスをお薦めできる人は、日常の電気の使用量が少ない世帯。
例えば、平日の昼間は在宅者がいなかったり、休日はお出かけで家を不在することが多い世帯など。
使用量が少ないと、本来は電気代に占める基本料金の割合が高いですね。その基本料金がゼロである意味は大きい!
地域的には、北海道や関東に住んでいるふたり暮らしにお薦めです。
詳しくはこのあとの 各地域の大手電力会社との料金表比較 にて解説します。
ただし、一人暮らしの人については、別途、 一人暮らしのオクトパスエナジー活用術 にて詳しく解説していますので、そちらを参照してください。
シンプルオクトパスに関するよくある質問
ここでは、よく疑問に思われるが上記に書き切れなかったことをQ&A形式にまとめました。
- Qシンプルオクトパスのメリットは?
- A
基本料金や燃料調整額がゼロで、電力料金単価が12か月変わらないこと。
- Qシンプルオクトパスのデメリットは?
- A
もし世間の燃料費の水準が大きく下がると、それに合わせて他の料金プランでは燃料費調整額も下がるが、シンプルオクトパスではその恩恵は受けられない。結果として、割高になってしまう可能性がゼロではないこと。ただし、そのような事態になっても、解約金がゼロなので解約して他の料金プランに乗り換えればよいだけ。
- Qシンプルオクトパスは2024年6月14日までの期間限定?
- A
オクトパスエナジーと各地域大手電力会社との料金表比較
上記にて解説したように、オクトパスエナジーは下記9つの地域ごとに基本料金や電力量料金単価などが異なります。
- 北海道電力エリア
- 東北電力エリア
- 東京電力エリア
- 中部電力エリア
- 北陸電力エリア
- 関西電力エリア
- 中国電力エリア
- 四国電力エリア
- 九州電力エリア
そこで、以下では地域ごとに料金を解説。
具体的には、グリーンオクトパスやシンプルオクトパスと、各地域の大手電力会社(旧一般電気事業者)の料金とを比較しています。
加えて、夫婦二人暮らしか子供のいる家庭なのか、それぞれに応じて目安となるひと月の電気代を示していますので参考にしてください。
なお、一人暮らしの場合は、家族のいる家庭とは電気の使い方が大きく異なるので、別途、一人暮らし向けの記事にて解説しています。一人暮らしの方は、こちらをご参照ください。
それでは、あなたの住んでいる地域ではどうなのか確認してみましょう。
料金の比較条件
まずは、ここでは下記で比較する料金の条件について説明します。
下記で示している電気代は基本料金や電力量料金(燃料費調整額も含む)、再エネ賦課金、消費税を含めています。燃料費調整単価は2024年10月時点の最新データに基づいています。
また、夫婦ふたり暮らし/夫婦と子供1~2人 の世帯が1ヵ月に使用する電力量は、それぞれ下表の通りとして電気代を算出。
家族構成 | ひと月の電力使用量 |
---|---|
夫婦ふたり暮らし | 340kWh |
夫婦と子供1~2人 | 450kWh |
これら使用電力量は、環境省「令和4年度 家庭部門のCO2排出実態統計調査(確報値)」のデータに基づき、筆者独自に設定しています、
オクトパスエナジーと北海道電力の料金比較
上のグラフは、北海道電力の一般家庭向け料金プラン(従量電灯B)とオクトパスエナジーの「グリーンオクトパス」や「シンプルオクトパス」の料金を契約容量40Aで比較したもの。
基本的にオクトパスエナジーの方がお得と言えますね。
例えば「シンプルオクトパス」なら、電力使用量が200から500kWhの範囲であれば1,000~2,000円も北海道電力より安い。
例えば、利用者のこのような声も。
具体的な家族構成でのひと月の電気代は、下表のようになります。
ちなみに、キャンペーンを利用してさらにお得にオクトパスエナジーと契約できる方法があります。
詳しくは下記リンク先にて解説していますので、こちらもぜひご一読ください。
>>オクトパスエナジーのキャンペーンを使ってお得に申し込む方法 を読む
オクトパスエナジーと東北電力の料金比較
上のグラフは、東北電力の一般家庭向け料金プラン(従量電灯B)とオクトパスエナジーの「グリーンオクトパス」や「シンプルオクトパス」の料金を契約容量40Aで比較したもの。
具体的な家族構成でのひと月の電気代は、下図のようになります。
東北電力とオクトパスエナジー(グリーンオクトパス、シンプルオクトパスともに)にほとんど差はないですね。
でも、環境に優しいオクトパスエナジーを選んでも高くならないのは嬉しいですね。
オクトパスエナジーと東京電力の料金比較
東京電力との料金比較は オクトパスエナジーと東京電力の料金プラン比較 にて詳しく解説していますので、ここでは結論だけ。
東京電力の2つのプラン(スタンダードSと従量電灯B)の間に差はなく、それら東京電力のプランに比べて、シンプルオクトパスはお得ですね。
オクトパスエナジーと中部電力の料金比較
上のグラフは、中部電力の一般家庭向け料金プラン(従量電灯B)とオクトパスエナジーの「グリーンオクトパス」や「シンプルオクトパス」の料金を契約容量40Aで比較したものです。
オクトパスエナジーのグリーンオクトパスの方がお得。
しかも、電力使用量が多いほど割安で、例えば500kWhで差額は約450円です。
具体的な家族構成では、ひと月の電気代は下図のようになります。
ちなみに、キャンペーンを利用してお得にオクトパスエナジーと契約できる方法があります。
詳しくは下記リンク先にて解説していますので、こちらもぜひご一読ください。
>>オクトパスエナジーのキャンペーンを使ってお得に申し込む方法 を読む
オクトパスエナジーと北陸電力の料金比較
上のグラフは、北陸電力の一般家庭向け料金プラン(従量電灯B)とオクトパスエナジーの「グリーンオクトパス」プランの料金を契約容量40Aで比較したものです。北陸地区では、まだシンプルオクトパスはサービス展開されていません。
オクトパスエナジーの「グリーンオクトパス」の方がお得ですね。
具体的な家族構成では、ひと月の電気代は下図のようになります。
本セクションでの各地域での電気代の算出に当たっては、各家族構成ごとの全国平均の電気使用量をもとにしています。
ただし、北陸地方は他地域より電気の使用量が4割多いため、他の地域より使用量を4割増しした場合の結果を掲載。
ちなみに、北陸地方で電気使用量が多い原因としては、家が大きく部屋数も多いことから、照明やエアコンなどの家電が大型化し、数も多いからだと考えられています。
電気の使用量の多い北陸地方の方こそ、オクトパスエナジーがお薦めですね。
オクトパスエナジーの申し込みにあたっては、キャンペーンを利用してお得に契約することも可能。
詳しくは下記リンク先にて解説しています。ただし、キャンペーンは基本的にに期間限定。気になる方は早めに動きましょう。
>>オクトパスエナジーのキャンペーン比較 を読む
オクトパスエナジーと関西電力の料金比較
上のグラフは、関西電力の一般家庭向け料金プラン(従量電灯A)とオクトパスエナジーの「グリーンオクトパス」プランの料金を比較したものです。
ほとんどの一般家庭が対象となる、容量6kVA未満という契約での結果。
両者に差はないですね。
具体的な家族構成では、ひと月の電気代は下図のようになります。
でも、オクトパスエナジーの方に割引付与の特典があるならどうですか?
詳しくは下記リンク先にて解説していますので、こちらをご一読ください。
>>オクトパスエナジーのキャンペーンを使ってお得に申し込む方法 を読む
オクトパスエナジーと中国電力の料金比較
上のグラフは、中国電力の一般家庭向け料金プラン(従量電灯A)とオクトパスエナジーの「グリーンオクトパス」プランの料金を比較したものです。
ほとんどの一般家庭が対象となる、容量6kVA未満という契約での結果。
こちらは中国電力(従量電灯A)の方が安いですね。差額は340円(200kWh)から約600円(500kWh)。
具体的な家族構成では、ひと月の電気代は下図のようになります。
オクトパスエナジーと四国電力の料金比較
上のグラフは、四国電力の一般家庭向け料金プラン(従量電灯A)とオクトパスエナジーの「グリーンオクトパス」プランの料金を比較したものです。
ほとんどの一般家庭が対象となる、容量6kVA未満という契約での結果。
両者に差がないか、使用電力量が多くなると「グリーンオクトパス」の方がお得。
使用電力量が500kWhにて差額560円程度と少しではありますが。
具体的な家族構成では、ひと月の電気代は下図のようになります。
ちなみに、キャンペーンを利用してお得にオクトパスエナジーと契約できる方法があります。
詳しくは下記リンク先にて解説していますので、こちらもぜひご一読ください。
>>オクトパスエナジーのキャンペーンを使ってお得に申し込む方法 を読む
オクトパスエナジーと九州電力の料金比較
上のグラフは、九州電力の一般家庭向け料金プラン(従量電灯B)とオクトパスエナジーの「グリーンオクトパス(九州電力エリア)」プランの料金を契約容量40Aで比較したものです。
両者に差がないか、使用電力量が多くなると「グリーンオクトパス」の方が少しお得。
例えば、差額は使用電力量500kWhで460円くらいです。
具体的な家族構成では、ひと月の電気代は下図のようになります。
オクトパスエナジーの料金表のまとめ
本記事はオクトパスエナジーの料金プランについて以下を解説した。
- 複数の料金プランがあり、主には「グリーンオクトパス」と「シンプルオクトパス」。その他に「ソーラーオクトパス」(太陽光パネル所有者向け)や「EVオクトパス」(EV・PHEV所有者向け)などのプランもある
- 両プランとも非化石証書を活用してCO2排出量実質ゼロを実現し、再生可能エネルギー実質100%の電気を供給
- グリーンオクトパスの特徴①沖縄電力エリア以外の9地域で展開 ②基本料金、三段階の電力量料金単価、燃料費調整額がある ③地域や使用量によってお薦めできる人が異なる
- シンプルオクトパスの特徴:①4地域(北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力エリア)のみで展開 ②基本料金と燃料費調整額がゼロ ③電力量料金単価は各地域ごとに1段階のみ
自分の生活スタイルや住んでいる地域に合わせて、最適なプランを選択することが重要。オクトパスエナジーは解約金がないため、試してみて合わなければ他の電力会社への乗り換えも簡単です。
そのとき、どのみち申し込むならお得に申し込みたいですよね。オクトパスエナジーのお得な申し込み方法 ではオクトパスエナジーが実施しているキャンペーンを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
また、申し込むにはもうちょっとオクトパスエナジーの会社自体のことや実際の利用者の声を知りたい人は オクトパスエナジー利用体験記:評判と実際 を参照ください。利用者でもある私の経験や感想を交えながら解説しています。
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